脂漏性湿疹の治療法とは


「脂漏性湿疹」とは、皮脂の過剰分泌が原因で、皮膚を刺激することで起こる湿疹のことです。黄色い瘡蓋のような脂分がびっしりと頭皮にこびりつく症状が出ることもあります。乳児脂漏性湿疹の場合は、頭皮に瘡蓋のようなものが出来ることが多く、眉毛などにもびっしりとこびりつくこともあるようです。
病院で「脂漏性湿疹」と診断されたときには、どのような治療方法があるのでしょうか。

乳児脂漏性湿疹の場合、軽症の場合、シャンプーや入浴の仕方に気をつけて、患部を清潔にしていれば自然に治ってしまうことがあります。しかし、ジュクジュクとしていたり、痒がったりする時には、医師にかかるのが良いでしょう。乳児の場合は、アレルギーによるものなのか、アトピーなのか、脂漏性のものなのか、というのは、判別が難しい時期でもあります。

赤ちゃんの脂漏性湿疹の場合は、亜鉛華単軟膏でフケを取り除いたり、シャンプーや入浴の仕方を変えたり、時間の経過などで改善することも少なくありません。また、乳児脂漏性湿疹は、医師によって処方する薬に違いがあるようです。

酷い炎症には、ステロイド剤を処方されることも多いです。小さなお子さんにステロイド剤というのは、お母さんも心配になることが多いようですが、酷い炎症の場合は、早めに対処することが最も適切であると言えます。ステロイドは長い間使用すると副作用の心配がありますが、短い期間であれば問題は無いそうです。ただし、医師が患部のみに塗るようにと言われたり、3日経って変化が無ければまた受診するように、などの指示はしっかりと守りましょう。
ステロイド剤については、やはり皮膚科で受診したものをつけるのが安心のようです。

お母さんご自身が主婦湿疹などで塗り薬を処方されている場合、その薬を赤ちゃんに塗るなど、勝手な判断は絶対に行ってはいけません。特に、顔の部分は、ステロイドは弱いものを処方されることが多いので、必ず医師の指示に従いましょう。

赤ちゃんの脂漏性湿疹は、「痒み」が悪化の原因になります。「とびひ」など他の病気を引き起こすことも考えられますので、痒みが強いときは、内服剤が処方されることもあるようです。

大人の脂漏性湿疹の場合、最も大きな理由は、生活環境や食生活、ストレス、そして間違ったシャンプーや洗顔の仕方などが考えられます。そのような生活環境の改善も考えつつ、治療を行うのが一般的です。
炎症の要因である「マラセチア真菌」に対応する外用抗真菌剤が処方されることが多いようですが、炎症が酷い場合は、ステロイド剤や軟膏などで改善へと導きます。
内服剤が出される場合もあります。痒みに対応する抗ヒスタミン剤や、ビタミンB2やB6不足を補充するためのビタミン製剤などが処方されることもあるようです。

外用薬や内服薬などは、症状を抑えるための薬となりますので、根本的な問題が解決しないかぎり、なかなか治りにくいとも言えます。ストレスが原因の場合は、特に症状が再発することも少なくないようです。少しずつで良いので、生活環境を改善しながら、処方された薬を使うことが、改善のための大きなポイントとなるでしょう。

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