脂漏性湿疹とホルモンバランスとは





「脂漏性湿疹」という皮膚炎は、皮脂が多く分泌されることによって起こる皮膚の病気です。これには、さまざまな要因がありますが、他の病気と同様に、不規則な生活やストレスなどが考えられます。

病気の原因のひとつとして「ホルモンバランスの崩れ」というのがありますが、よくある症状でありながら、はっきりと意味が分かりにくい症状でもあるのではないでしょうか。ホルモンというのは一体どういうもので、私たちの身体の中でどのような働きをしているのでしょうか。

「ホルモン」というのは、血液の中の「血糖」を下げる働きをする「インスリン」や、子供の成長のための「成長ホルモン」や、感情のホルモンである「セロトニン」など、多くの種類があります。代謝の促進や、成長の促進、感情のコントロールなどの働きをするのが、ホルモンの役割です。

ホルモンバランスが崩れると、身体の働きがうまく作用しなくなり、さまざまな不調を引き起こします。「脂漏性湿疹」に大きく影響する「皮脂の分泌」については、通常よりも多く出てしまい、その結果皮膚に刺激を与えてしまいます。

ホルモンバランスが崩れるとよく起こるのが「自律神経失調症」という症状です。
これは、「交感神経」と「副交感神経」の2つのバランスを取りながら生活をしているはずが、ストレスなどの理由により、身体を休めたりする「副交感神経」にスイッチが替わらなくなってしまう症状です。働くスイッチである「交感神経」ばかり働くことによって、身体の不調を引き起こしてしまいます。

元々人間というのは、「交感神経」が働く時に動き、夜になれば「副交感神経」によって、リラックスして眠り身体を休息させる、という一連の流れがあるのです。現代では、その働きがうまく調節できない方が多いため、「自律神経失調症」という症状が出てしまうのでしょう。

自律神経失調症などによる、身体の不調は、内臓や皮膚、精神的なものにも大きな影響を与えます。
腸の働きが悪ければ、便秘などの症状を起こしますし、その結果、肌荒れなどが多く出来ることがあります。交感神経が働いたまま、朝まで眠れなければ、不眠や精神的不安なども増えてくるでしょう。

ホルモンは、私たちが健康で楽しく過ごせるためにバランス良く分泌されています。その分泌を過剰にしたり狂わせたりするのは、ストレス、睡眠不足や偏食、過食なのです。

ほとんどの病気が、このような健康的でない生活から発症します。脂漏性湿疹もまた同じように、このような原因により発症すると考えられています。つまり、日常で気をつけることをきちんと守れば、「脂漏性湿疹」の改善だけでなく、より健康的に、そしてさわやかに毎日を送ることが出来ると言えるのではないでしょうか。

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