脂漏性湿疹の赤ら顔は
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「赤ら顔」というと、上がり症の「赤面症」や、皮膚が敏感なことによる「赤ら顔」、血が頭に上る「赤ら顔」などがありますが、脂漏性湿疹という皮膚炎である赤ら顔は、他の赤ら顔とはまったく違います。
脂漏性湿疹が引き起こす赤ら顔は、毛穴が赤くなり、炎症を起こしているような状態です。その毛穴には皮脂がたっぷりと詰まっていることが多いようです。過剰な皮脂は、皮膚に炎症を起こすことになります。
いわゆるTゾーンの中でも「鼻」というのは、顔の他の箇所に比べて皮脂が多く分泌されています。
特に、脂漏性湿疹の方などは、ただでさえ多い皮脂の分泌がさらに過剰になるわけです。皮脂の過剰分泌は、皮膚に刺激を与え、炎症を起こしてしまいます。小鼻が赤く炎症を起こしている場合、ほとんどが「脂漏性湿疹」と考えて良いでしょう。
実は、不思議なことに、脂分が過剰にあるにも関わらず、小鼻のあたりや、顔の部分がカサカサした肌になっているのも大きな特徴です。脂漏性湿疹が、顔面に出ている方の注意としては、着る服などにも気をつけること、寝る時にも刺激にならないように枕などに気をつけること、そして、洗うときにはゴシゴシとこすり過ぎないこと、などが挙げられます。
食生活の面では、脂っぽい食べ物が好きならば、少し控えめにするのが良いでしょう。また、辛いものやアルコール類などは、肌を刺激する大きな原因となりますので、まずは少し止めてみましょう。
脂漏性湿疹は、痒みが少なく、フケと炎症が特徴ですが、放っておけば炎症がどんどん広がってしまいます。正しく肌が水分を保つことが出来なくなってしまうことになるのです。まずは、ご自身の肌の状態をはっきりと診断してもらうことが大切です。
ステロイド剤を顔に塗る、と考えると少し心配になる方も多いでしょう。特に、小さな赤ちゃんの「乳児脂漏性湿疹」の場合は、躊躇するお母さんも少なくないようです。
ステロイド剤は、1年以上など長期間使用すると徐々に副作用が出てくると言われていますが、通常の湿疹を抑えるために処方された場合は、ほとんど問題がありません。
ステロイドの場合は、医師が指示することになりますので、医師の指示に必ず従いましょう。
脂漏性湿疹は、生活環境や食生活、睡眠時間やストレスなど、さまざまな要因が複雑にからみあって症状を出していることが多いようです。ご自身の体調不良の要因は、ストレスであるのか、それとも過食や偏食、間食などが原因であるのか、睡眠不足などが原因であるのかを、一度しっかりと見つめ直してみましょう。
ストレスなどは、毎日の忙しい生活の中でなかなか改善するのは難しいかもしれません。しかし、アルコールや刺激物を避けることや、睡眠時間を増やすように努力することなど、少しずつ生活を改善していくと良いでしょう。医師の処方された薬をしっかり使うことと並行すると、症状が早く改善出来るかもしれませんね。